宅録に必要なものって何がある?録音方法を覚えてボイス企画に参加しよう!

まえがき

最近のVRChat、何だか色々な所から注目を浴びていて、勢いが凄いことになっていますね。

かつては流入者としてメタバースの地へやって来た私も、今度は原住民として環境の変化を目の当たりにしております。Amazonなど通販サイトを見ていてもヘッドセットの需要が大幅に上がって売り切れが続出するなど、VRでのプレイ人口は目に見えて増加傾向にありますね。

元々人気のVIVEトラッカーやそのベースステーションでしたり、視界の外に手を動かしてもトラッキングが追従する点で、ダンス勢にとって眉唾物のindexコントローラーなどは発売後すぐ完売している様子を見ておりましたが、その辺りも今後更に需要は伸びてくるのかな。

とはいえ、私自身を取り巻く環境は人口増加前後で特に変わった様子も無く、大きな利益も不利益も享受していないと言ったところ。ですが普段から良くしてくださるご友人達のお陰で、日々気ままな電子の旅を楽しませていただいております。

さて、今回の記事もそんな友人に向けて書いた内容になります。

50音表に対応したセリフを最大50名が読み上げていくという企画を立ち上げた同期の方がおりまして、それにホイホイとついていった訳ですが、普段録音に馴染みがない方もいらっしゃるので①簡易な録音方法と②音声データの共有方法について纏めてみることになりました。

一旦音質に関しては深く考えず、上記2点での疑問点の解消を今回の目的としておりますので、記載について不十分な点はありますがご了承いただきますようお願い申し上げます。

PCやスマートフォンを使った録音方法について

必要なもの

PC/スマートフォンVRヘッドセット

一番簡単な方法としては、スマートフォンのボイスレコーダー系アプリを使って、電話を掛けるように音を撮るのが最もお手軽で費用いらず。PCを持っている場合は以下の機材を使うことで更に良い音質を追い求めることが出来ます。

今回はVRChatter向けの記事ということでVRヘッドセットをマイク替わりに使って、PC上で録音する方法を中心に解説します。

マイク

PCでの録音時に必要。外付けのマイクは大きく分けてダイナミックマイクとコンデンサーマイクの2種類があり、それぞれ性能は一長一短。ダイナミックマイクは比較的安価で販売されており、湿度に強いといった耐久性の高さや外部電源が不要な点が特徴です。

反面、コンデンサーマイクはダイナミックマイクと比較して値段が高い・耐久性が低い・ファンタム電源と呼ばれる外部電源が必要と、この点のみ見れば散々な評価にはなりますが、非常に繊細な音まで拾えるため一般的にはコンデンサーマイクの方が高性能な傾向。

この辺りは録音環境や目的によって使い勝手が変わってくる部分で、日常的に外からの音が聞こえて来る環境ですと、そういったノイズも拾ってしまうという性能の高さが仇になってしまう場面も見受けられます。

オーディオインターフェイス

マイクをPCに繋ぐための機器。パソコンに内蔵されている音声の入出力機能よりも高い音質での録音を実現させます。基本的にはマイクはPCに直接差し込むことが出来ないため、専用の差込口の付いたこのオーディオインターフェイスを経由してUSB電源をPCへ差し込むといった流れ。

例外としてはUSBマイクと呼ばれるインターフェイスが不要なタイプのマイクがあり、手軽さを見るとこちらに軍配が上がります。私も普段使ってるのはこのUSBマイクです。

DAW(デジタルオーディオワークステーション)

音声の編集ソフト。外部から取り込んだ演奏した楽器の音や、そのほかBGM、効果音、作った音源を組み合わせて君だけの最強のデータを作成しよう。

次の段落で紹介するボイスレコーダーは録音・トリミング・共有など最低限の機能のみ付属しているアプリですが、ノイズカットやボイスチェンジャー、ゲイン(音量の増幅機能)などなど多機能なソフトもありますので、興味が出たら是非手に取って下さい。

ヘッドホン

録音中や録音後に、出来上がった音声を確認する際にはスマートフォン本体やPCのスピーカーからの音ではなくヘッドホンから出る音を聞くのがオススメ。静かな状態で録音したと思っていても、自分が思っている以上に部屋の音が入っていたり、リップ音などのノイズが音源の品質に影響を及ぼします。

PCでの録音方法

使用するマイクの設定を確認しよう

デスクトップ右下に表示されているメガホン?のアイコンを右クリックすることでサウンド関係の設定が開けます。今回は外付けのマイクを持っていないけど、VRゴーグルは持っていてPCVRの環境は用意できるよ!という特殊な場面を想定してみましょう。

上記の「サウンドの設定を開く」を押した後に表示される画面がこちら。恐らくwindowsのバージョンによって見た目は多少異なると思われますが、ここの入力デバイスがVirtual Desktop Audioになっていればヘッドセットを被った状態で出した声がPC側で認識されます。ご自身のマイクをお持ちの方はここの入力を使っているマイクの名称に。

〇Windows標準搭載のボイスレコーダーを使おう

上記の設定を終えてヘッドセットを被りましたか?ヘッドセットがマイク替わりになっている状態なので、PC側で録音開始ボタンを押して喋ると音声がパソコン側で認識されるはず。デスクトップ上の検索窓で「ボイスレコーダー」と検索し、表示されたアプリを開いてみましょう。

VirtualDesktopなど、ヘッドセットを被ったままPC画面を操作出来るアプリを導入されているなら操作の度に被り直す手間も必要ないので更に作業が捗りますよ~

ここではマイクを許可。間違っていいえを押した場合は右下の3点リーダからマイク設定が開けます
マイクのアイコンを押すと録音開始。もう一度押すと終了します。あまりにもお手軽
録った音源はPC内のフォルダに保存されます。ファイル名にカーソルを合わせて右クリック→ファイルの場所を開くを押せば元データが確認できますので、後はファイルを提出しましょう~!

スマートフォンでの録音方法

アプリストアからレコーダーアプリを取得しよう

AppstoreかGooglePlayを開いて「ボイスレコーダー」等のキーワードで検索。大体どのアプリも録音・トリミング・共有の機能は付いてると思うのでこの辺りは自由に選んで頂いて大丈夫かと。

iphoneならGarageBandがオススメ。ノイズゲートを使ってのノイズ抑制、複数トラックが管理出来るので効果音やBGMを差し込んだり共有時に.wav(非圧縮)やmp3など形式を指定して出力出来るなど高機能です。使用方法に関しては後日記載予定。

作成した音声の共有方法について

Googleドライブとかギガファイル便とか使って共有用のURLを送りたい相手に送付しましょう。容量の制限に引っかからなければDiscordとかTwitterのDMとかに直接ファイルを張り付けたのでも良さそう。

Googleドライブ

ギガファイル便

スマートフォンで録音した音源をPCに移す時には筆者はGoogleドライブを毎回使ってます。

録音アプリで共有ボタンを押した際、Googleドライブアプリを取得している場合は共有先にドライブを指定して、アップロード後にPCから確認することでパソコン側でダウンロードしたりノイズ編集が出来ちゃいます。

GarageBandでの共有画面。作成したデータを長押しすることでメニューが表示されます
Googleアカウントに紐付けて15GBまでのファイルを無料で保存出来るアプリのGoogleDriveはAppstore/PlayStoreで無料です。昔は無料で保存容量が無制限だったのよね。
なお、PCを経由しなくても、アプリ版Googleドライブのファイル一覧から共有したいファイルの右にある3点リーダをタップ→共有から確認用のURLを取得できます。ノイズ編集とかしない場合はこれでOK!
共有を押した後の画面。初期設定では自分のみファイルが閲覧できる状態のため、「リンクを知っている全員」に設定を変更しましょう。その後、右上のリンクアイコンをタップすれば共有用のアドレスが取得できます。PC版でも操作は同じ。

あとがき

眠すぎる~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~かなり急ぎ足で書いたので不足している部分は追って追記します。

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